未知の上はしゃぐ、踊る未来の粒

ひとりごと。140字に収まらない時につらつらと。

HiHi Jetsのセトリがすごい話

 

 コロナ禍が落ち着きつつある(と信じたい)最中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

数多の現場が新型コロナウイルスとかいう新参者によって吹き飛ばされてしまった同志の皆さま、心中お察しいたします。コロナ滅。早期の終息・収束と現場の再開に向けて今できることを頑張っていきましょうね。コロナ滅。まじコロナ滅。

と、お堅いご挨拶はこれまでにして。

3月の終わりから4月のはじめにかけて、ジャニーズ事務所公式YouTubeチャンネルよりJohnny's World Happy LIVE with YOUと称してジャニーズ事務所所属のアイドルによるライブ映像や手洗い動画(Wash Your Hands)が配信されました。(再生リストはこちら→Johnny's World Happy LIVE with YOU - YouTube

私はアイドルがステージの上でパフォーマンスをしキラキラと輝いている姿を観ることが何よりも生きがいなので、公開後から今日まで毎日楽しく拝見させていただいております。

おうち時間でそれぞれのグループのパフォーマンスを堪能する中、私がハッとしたことがあります。

 

HiHi Jetsのセトリ、すごくない?」

 

スト担であるにも関わらず。

そしてこれこそが今回のテーマです。

私は10数年ジャニヲタであるとはいえ専門知識は一つもないただの素人なので、素人なりの我がこの飛行方法…ではなく、素人なりにここがすごいんじゃないかなと思ったポイントを書き記していきたいと思います。

全ての語尾に(たぶん)(知らんけど)(素人の見解です)が付いていると思ってお読みいただけると幸いです。

どうぞお手柔らかにお願いいたします。

 

 

 今回の動画はこちら!↓

youtu.be

HiHi Jetsのパフォーマンスは、Sexy Zoneに続いて2組目です。(15:09~29:44)

ついでに言うと3組目のパフォーマンスもお勧めです。

 

 

 まずは登場人物(?)をざっくりとご紹介します。

 

HiHi Jets

 ジャニーズJr.内のローラースケートを特技とした5人組のアイドルグループ。(以上Wikipediaより改変し引用)メンバーは髙橋優斗さん、井上瑞稀さん、橋本涼さん、猪狩蒼弥さん、作間龍斗さんの5名。

 公式プロフィールはこちら↓

 HiHi Jets プロフィール | ISLAND TV

 

SixTONES

 ジャニーズ事務所に所属する6人組アイドルグループ。2015年5月1日に結成され、2020年1月22日にCDデビューした。(以上Wikipediaより改変し引用)メンバーはジェシーさん、京本大我さん、松村北斗さん、髙地優吾さん、森本慎太郎さん、田中樹さんの大男6名。このブログを書いている私の自担G。京本大我さんはいいぞ。

 公式プロフィールはこちら↓

 PROFILE | SixTONES(ストーンズ) Official web site

 

☆嵐

 皆さまご存じの国民的アイドルグループなので説明不要だと思いますが、一応公式プロフィールを貼っておきますね!一応!一応ね!↓

PROFILE/プロフィール | 嵐~ARASHI~ オフィシャルサイト

 

☆ゆうぴ担

 私の大学時代の友人。ジャニーズについて分からないことがあったらとりあえず彼女に聞けば何とかなる知識人、そして私がSixTONESと出会うきっかけを作ってくれた恩人。髙橋優斗さんの顔が大好き。このブログを見ていないことを祈りたい。心当たりがあるそこの貴女はどうか×印を押してください。

 

☆私

 このブログを書いている元嵐担の現スト担。京本大我さんの全てが好き。自担との共通点は4つある。いて座、B型、トマトが好き、寝癖がつきにくい。

 

 

 続いてHiHi Jetsのセトリを以下に記します。

 

HiHi Jets

②baby gone

③ZENSHIN

④情熱ジャンボリー

 MC

⑤駆ける。

 

(今後グループ名との混同を避けるため、曲名のHiHi Jetsは"HiHi Jets"と表記いたします。)

 

ついでに3組目のセトリも記しておこうかな。

 

①Imitation Rain

②Telephone

③NEW WORLD

 MC

④"Laugh" In the LIFE

 

ちなみに3組目の1曲目~3曲目はデビューシングル「Imitation Rain」の通常盤を購入すると聴くことができます。よろしければこちらからどうぞ↓

Imitation Rain / D.D. | SixTONES(ストーンズ) Official web site

 

あの、いや、別にSixTONESの宣伝をしたくて書き始めたわけではないんです…HiHi Jetsのセトリがすごい話をしたかっただけなんです…宣伝かよって石を投げないで…

 

私の悪い癖、脱線してしまうせいで見にくくなってしまったので、HiHi Jetsのセトリをもう一度記しておきます。

 

①"HiHi Jets"

②baby gone

③ZENSHIN

④情熱ジャンボリー

 MC

⑤駆ける。

 

 

 ではここからが本題です。

1. 選曲のセンス

2. 曲と曲の繋ぎ方

の大きく2つに分けて、HiHi Jetsのセトリがすごいと思ったポイントを挙げていきたいと思います。

 

 

1. 選曲のセンス

 

 「Johnny's World Happy LIVE with YOUという場においてHiHi Jetsのオリジナル曲のみで15分間のライブを作ろう選手権」があったとしたら、堂々の第1位かつ異例の初年度殿堂入りです。

 

 まず1曲目の"HiHi Jets"。これはずるい。社歌だもん。これ以上の1曲目は無い。し、HiHi Jetsのライブの1曲目はほとんどこの曲なイメージがあります。真面目に言うとローラースケートのパフォーマンスが武器であることを見せるとともに「僕たちはHiHi Jetsです!」と楽曲で自己紹介できることがすごいしHiHi Jetsの強みのひとつだなと思います。

 

 そして2曲目にbaby gone。1曲目で自己紹介した後に「じゃあHiHi Jetsは一体どんなグループなんだ?」という疑問に答えるような楽曲です。王子様路線というよりはイケイケでクールな感じが得意なんだなと感じることと思います。(王子様的なパフォーマンスもできるのは知っております。ゆうぴ担に少クラのOne Loveを100回ぐらい見せてもらいましたもん。私もあれは好きです。多面性を持つジャニーズのアイドルは奥が深くてすごいですよね。)起承転結で表すとしたら、自己紹介ソング"HiHi Jets"の「起」を受けて、baby goneはHiHi Jetsというグループの本質を提示する「承」に当たるのかなと思います。話はそれますが、ゆうぴ担によると5人の手で作る星のフォーメーションから始まるbaby goneは久しぶりだったそうです。ヲタクってそういうの好きじゃん…ずるいや…

 

 続いて3曲目、4曲目にZENSHIN、情熱ジャンボリー。系統が似ているのでこの2曲はまとめさせていただきます。前の2曲で「HiHi Jetsです!ローラーが得意です!イケイケでクールです!」とパフォーマンスした後に、一転してファンも踊れる振りがあり会場を巻き込んで盛り上がる2曲を持ってくる緩急のつけ方の上手さに唸りました。まさに「転」に当たるかなと思います。

 

 そしてその流れでMC、からの…

 

 5曲目は「駆ける。」。最後に新曲を披露するというビッグサプライズを持ってくるのはずるい。しかもその新曲がライブの締めにふさわしいいわゆる「エモい」楽曲だったという奇跡。(「エモい」なんて簡単な言葉でしか表現できなくて本当にごめんなさい。この曲は5人そろってEXで初めて披露してこその楽曲でしたよね。コロナ滅。)ライブ本編の締めにエモさだけではなくサプライズ要素を詰め込めるのはすごいなと思います。満点の「結」。

 

 約15分という限られた時間のライブの中で、オリジナル曲のみで「起承転結」を作り上げることのできるHiHi Jetsに脱帽です。ジュニア時代のSixTONESを応援している時も何度も感じましたが、「ジャニーズJr.だから」とあなどってはいけない才能と魅力がジュニアにはたくさん詰まっているんですね。本当にすごい。

 

 

2. 曲と曲の繋ぎ方

 

 意図したものなのか偶然そうなったものなのかは分かりませんが、そしてパフォーマンスする曲を選んで順番を決める時点で意識されていたのかもしれませんが、曲と曲の繋ぎ方にも唸りました。

ここでは例えば「前の曲の終わりのフォーメーションを後の曲の初めのフォーメーションにする」といったような視覚的な繋ぎ方ではなく、聴覚的な繋ぎ方に着目いたします。キーワードを挙げるとしたら「違和感」と「系統」の2つかなと思います。

 

 まずは"HiHi Jets"からbaby goneへの繋ぎ方です。"HiHi Jets"のアウトロからbaby goneのイントロへの流れをよく聞くとお分かりいただけると思いますが、違和感をほとんど感じることなく2曲目のbaby goneに繋がっています。これは音を作るお仕事をされている方がすごいのかな?

余談ですが、系統が異なる楽曲を連続で披露する時は、場面変換を目的として映像やアクセントダンスなどワンクッション挟むか、場面転換を目的としない場合はいかに違和感なく2つの楽曲を繋げるのかが大事になってきます。特に後者は場面(テーマ)が変わっていないのにも関わらず楽曲と楽曲の繋ぎ方がちぐはぐだとファンは置いてけぼりになってしまうので、前の曲のアウトロと後の曲のイントロをいかに違和感なく繋げるかが勝負です。(それでもたまに雰囲気をがらっと変えることを目的として違和感のある繋ぎ方をすることはあると思いますが、それはまた別の話ということで。)

"HiHi Jets"とbaby goneは系統が異なる楽曲であると仮定したうえでの話ですが、今回は"HiHi Jets"からbaby goneへと違和感なく繋がっているにも関わらず2曲の系統が異なっているため場面(テーマ)変換ができていること、先ほど述べましたが「起」から「承」が生まれていることがすごいと思いました。

いつだったか嵐の番組の何かの企画で嵐の楽曲のアウトロドンが行われた際、嵐の演出担当である松本潤さんが圧勝だったことがあります。(おそらくイントロドンの対決ではそこまで大差はついていなかったと思います。)嵐のライブのすごさとして挙げられることのひとつに繋げられた楽曲と楽曲の違和感の無さがありますが、嵐のライブで演出を担当するに当たって、松本さんは各楽曲をイントロからアウトロまで相当聴き込んでいるんだなと感嘆した覚えがあります。そのことも相まって、アウトロを制する者がライブを制すると言っても過言ではないと改めて実感しました。

 

 続いてbaby goneからZENSHINへの繋ぎ方です。この2曲は明らかに系統が異なるので、別にちぐはぐな繋ぎ方でもいいんです。でも、ここでも違和感がないんです。なぜか?baby goneは、最後に頭の上で手を4拍叩きうつむく振付で終わります。一方でZENSHINは、髙橋優斗さんの「よ~お!」に続き手をパパパッ!パパパッ!パパパッパッ!と叩く振付から始まります。お分かりいただけますでしょうか?系統の異なる2曲を「手拍子」という共通点で繋げているんですよ…すごくないですか?本当にすごいなと私は思います…本当に。(すごい以上の語彙をお持ちの方がいらっしゃいましたらご連絡いただけると幸いです。)

 

 そしてZENSHINから情熱ジャンボリーへは同系統で繋ぎ、情熱ジャンボリーからラストの「駆ける。」へはMCというワンクッションを挟むことによって繋いでいます。約15分間でここまで多種多様な楽曲の繋げ方ができるんですね。本当に驚きました。

 

 

 ここまで選曲のセンスと曲と曲の繋ぎ方の2点に着目してHiHi Jetsのセトリのすごさをお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?さらにこの2点に加えて、要所要所で画面越しではありますがファンを全力で盛り上げていたことや、「どうも~~~HiHi Jetsの○○で~~~す!」という自己紹介を全員分ねじ込んだ(言い方)こと、感染拡大防止の呼びかけ、笑いもきっちりとる、といういくつもの要素がこの短時間に凝縮されているところも素晴らしいと思います。

私もHiTubeを観たり雑誌を読んだりテレビを観たりゆうぴ担に話を聞いたりするなかで知ったことなのですが、HiHi Jetsがライブのセトリを組む時は、5人の意見がぶつかることも珍しくなくとても時間がかかるそうです。今回のライブのセトリ等をどなたが考えたのかは分かりませんが、ゆうぴ担に聞いたところ、もしHiHi Jetsのメンバーであったならば髙橋優斗さん、井上瑞稀さん、猪狩蒼弥さんが中心となっていると思うとのことでした。一般人に近い感覚を持ちつつジャニーさんに愛されたエリート街道ゴールドタイプの髙橋優斗さん、19歳にして入所10年超えのジャニーズ純粋培養の井上瑞稀さん、ローラーの申し子かつ革命児の猪狩蒼弥さん、そしてそこにバランサーとして橋本涼さんと作間龍斗さんが加わる、なんてバランスのいいチームなんだろうと思いました。今後の彼らの活躍がとても楽しみです。

 

 たったの15分間のライブではありますが、今回このライブを何度も観て聴き込むことによって「面白い」と言われるHiHi Jetsのライブの神髄の欠片をなんとなくつかむことができた気がします。私は8.8祭りの時に特に髙橋優斗さんに対して「煽りが上手いな…ドーム規模の観客をこれだけ巻き込み盛り上げることができるのはすごいな…」と肌で感じましたが、それだけではないんだなと実感しました。HiHi Jetsは演者側が誰よりもライブを楽しみ、ライブを本当に大事にしているグループなのではないかなと他担の私は思います。最後にまた懲りずに余談をねじ込みますが、私はHiHi Jetsと7 MEN 侍のライブが観たいというただその一心で裸の少年のDVDのA盤をポチってしまいました。届くのがとても楽しみです。

 

 

不安なくエンターテインメントを楽しむことのできる日常が1日でも早く戻りますように。

 

2020/05/26 華

 

 

 

My special thanks to ゆうぴ担!






追記

記事の日付が2020/03/07となっておりますが、別件で書き進めていた記事を今回のライブを受け途中で完全に方向転換したためです。